そもそも太り気味の人は比較的長生きする。そんなデータも存在します。
日本の基準では、BMI25以上を肥満としていますが、1971年~2000年の期間にアメリカ人を対象に調べた結果、年齢層のかかわらずBMI25~30の死亡率が最も低いという調査結果があります。この調査では死亡率が急上昇するのはBMI35以上からになります。
人種の違いはあるものの、日本人のBMI25以上が肥満というのはちょっと厳しい見方ではないか?と疑問を抱きますよね。
あまりに厳しい基準値を設定してしまうと、本来必要のない人にまで薬物治療を行うことになり、むしろ問題があります。
本来、BMI25程度であれば肥満というより「ちょっと太め」もしくは「太り気味」というべきで、きちんと体を動かしてBMI25ならば、むしろ健康体といえます。
こういう人まで治療対象にして、薬物で無理矢理、血圧やコレストロール値を下げると、副作用が起こったり体調不良に苦しんだりすることになります。
第一、薬ばかり飲んで生活習慣がそのままならば、ほとんど意味はありません。薬を飲み続ける人生が待っています。
そもそも血圧やコレストロール値はその時の体調次第で大きく変わります。数値に振り回されず、運動する習慣を身につけよう。
内臓脂肪が分泌するアディポサイトカイン。その中でも善玉と呼ばれるアディポネクチンは、内臓脂肪が増えすぎると分泌量が減るといわれています。これが動脈硬化につながると言われているのですが・・・
日本ではちょっと太り気味の人も肥満としてしまう傾向が強いようです。しかし、死病につながるような成人病を招くほどの肥満と、健康なちょっと太めとはまったく違うのです。
メタボリック・シンドロームの基準の一つに腹囲があります。日本の基準値では、男性85センチ・女性90センチ以上となっています。この基準値が本当に正しいかを検証してみます。